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美浦研究所一般公開で小学生向けの体験学習イベントを開催「ものづくりの最新技術を体験しよう!」

 東洋建設株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役 社長執行役員COO:中村龍由)は、2024年8月8日、茨城県の美浦村生涯学習課と共同で、小学生向けの体験学習イベント「ものづくりの最新技術を体験しよう!」を当社総合技術研究所 美浦研究所で開催しました。本イベントは、「土木の日」関連行事の一環として、公益社団法人土木学会関東支部の後援のもと、今年で20回目の開催となります。当日は美浦村の小学生と保護者を含む27名の参加があり、賑やかな開催となりました。

 

 

① 【来て、見て、さわって】 「くらしをささえる便利なコンクリートを知ろう!」

コンクリートが練混ぜられる迫力ある状況をミキサ内を覗き込んで観察した後、普通のコンクリートは水が濁るが、水中工事用の増粘剤を混ぜたコンクリートは、強い粘り気のため水が濁らず、環境にやさしいコンクリートであることを勉強しました。

続いて例年子どもたちに大好評の人形つくりを体験。各自で手際よく練混ぜたコンクリートを型に流してできあがった人形を見て、子どもたちから歓声が上がりました。

 

② 【これで君も地震博士】 「これでもう大丈夫! 地震に強い建物のしくみを知ろう!」

地震の仕組みを学んだ後、地震に強い構造を知ってもらうため、耐震構造が学べる紙工作「紙ぶるる」にチャレンジしました。子どもたちは紙工作の家に筋交いを入れた場合の耐震や基礎下に丸棒を挿入した制振補強を実感していました。

 

③ 【スマートフォンの新しい技術】 「恐竜に負けない橋を作って、3D測量しよう!」

【スマートフォンの新しい技術】は、今年から新たに取り入れた取り組みです。アーチ式石橋の上からの力に対する強さと最新デジタル技術による測量を知ってもらうため、おもちゃの「ジェンガ」を使って橋を作り、スマートフォンやタブレット端末を使って3D測量をしました。完成した橋の上にペットボトルをたくさん載せられた時には熱気が高まり、皆で万歳をしました。また、3D測量にも子どもたちの注目が集まりました。

 

④ 【風の力で電気をつくろう】 「環境にやさしい技術を知ろう!」

再生可能エネルギーのひとつである風力発電の仕組みなどを学習した後に、ペットボトルの風車を作製し、風力発電の仕組みを体験しました。扇風機の前で風を受け、風車の羽が回ることで先端に付けた赤色LEDが発光するのを観察しました。風車の先端が赤く光ると子どもたちは喜び、地球にやさしい自然エネルギーについて手軽な風車を通じて大変興味が湧いた様子でした。

 

 

 イベントに参加された子どもたち・保護者の方のアンケート調査では、「コンクリートはすぐに固まって、人形が作れる材料であることを学べた」「建物の耐震について筋交いでかなり強くなることが分かった」「みんなで協力して作った橋を一瞬で計測できる最新技術に驚いた」「風で電気を作れる仕組みを学べて良かった」などの感想が寄せられました。

 

 

①【来て、見て、体験、コンクリート】

水中で濁らないコンクリートに注目

材料を練混ぜて人形つくり

②【これで君も地震博士】

地震の仕組みについて学ぶ参加者

地震に強い構造を紙工作で学習

③【スマートフォンの新しい技術】

橋が完成して万歳をする参加者

完成した橋をタブレット端末で3D測量中

④【風の力で電気をつくろう】

風の力で電気が作れる仕組みを学習

自作の風力発電で発光を試している様子

 

参加者集合写真

 
 

 当社は今後もこのようなイベントを通じて、研究所や建設業が果たす社会的な役割や重要性などを地域の方々に理解していただけるように努めてまいります。

 

 

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