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東洋建設株式会社(代表取締役会長執行役員CEO:吉田真也)、株式会社東京テクノ(代表取締役:岡本利治)、武蔵野土木工業株式会社(代表取締役:土方利夫)は、結合材の70%に高炉スラグ微粉末を使用したCELBICに、製造~保管の工程を経て二酸化炭素(CO2)を固定したCCU材料である再生骨材を使用した環境配慮型コンクリート(CELBIC-RA)の国土交通大臣認定(MCON-4763)を取得いたしました。
■概要
CELBIC-RA(Consideration for Environmental Load using Blast furnace slag In Concrete – Recycled Aggregate)は、普通ポルトランドセメントの70%を高炉スラグ微粉末に置き換えて使用するとともに、製造~保管の過程で二酸化炭素(CO2)を吸収・固定したリサイクル材である再生骨材を使用した「低炭素性」と「資源循環性」を兼ね備えた環境配慮型コンクリートです。再生骨材Mを使用しますが、国土交通大臣認定(MCON-4763)を取得していますので、場所打ち杭や地下構造物等に使用することができます。
■特長
・普通ポルトランドセメントを使用したコンクリートと比較して、同一強度におけるCO2排出量を70%以上削減することが可能です。
・再生骨材は、製造に大きなエネルギーが必要となる再生骨材Hではなく、環境負荷の小さい再生骨材Mを使用します。
・JASS 5における環境性の評価において、「資源循環等級3」および「低炭素等級3」に該当する環境配慮性の高いコンクリートです。
■CELBIC-RAの供給エリア
CELBIC-RAは、下記のエリアに供給することができます。
【東京都】 :町田市・多摩市・八王子市(一部除く)・日野市・府中市・稲城市・立川市・三鷹市・国立市・
調布市・国分寺市・武蔵野市(一部除く)・小金井市(一部除く)・狛江市
【神奈川県】:相模原市・横浜市(一部)・川崎市(一部)
■CELBIC-RAの適用範囲
■再生骨材の品質(※検査は、900tまたは2週間の製造量の小さい方を1ロットとして、1ロットに1回試験を実施します。)
■CELBIC-RAの適用のイメージ
CELBIC-RAは、場所打ち杭や基礎および居室に接しない地下躯体、CFT造の鋼管充填コンクリート等に適用することが可能です。
お問合せ先
東洋建設株式会社
総合技術研究所
研究統括部・美浦
電話 029-885-7511