中村社長が現場パトロールを実施

 東洋建設株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 会長執行役員CEO:吉田真也)は、10月9日(木)に鹿児島県鹿児島市で施工している「鹿児島港臨港道路橋梁下部工事(発注者:国土交通省九州地方整備局)」の現場パトロールを実施しました。

 

 今回、中村龍由(代表取締役 社長執行役員COO)がパトロールを行った工事は、全体で橋脚を10基建設するプロジェクトのうち、当社が先行施工を行っているP2橋脚です。当日は基礎工鋼管井筒内部の洗浄作業や掘削土砂の瀬取り作業が行われていました。

 現場事務所内にて、工事概要や施工のポイント、生産性向上の取り組みなどの説明を受けた後、安全衛生管理活動が正しく実施されているかを確認しました。

 

 中村社長は朝礼時に、「緊張感をもって、合図の徹底と周囲の安全確認を行いながら作業を行っていただきたい」「10月とはいえ、当地はまだまだ30℃を超える日が続いているので、熱中症に注意しながら安全作業をお願いします」と挨拶しました。

 パトロール後の講評では、参加者から現場での良好な点や改善すべき点等について意見が交わされました。

 中村社長からは、「安全通路や乗船設備の整備状況は良好ですが、その維持にも努めていただきたい。日々の安全管理には、職員と現場で働く皆さんとのコミュニケーションが重要です。その一例として、安全掲示板等のさらなる“見える化”など、今まで以上に工夫をして欲しい」との指示がありました。

 

 当社は、1996年の開始以来、年2回、全国の現場を対象に中村社長をはじめとする役員による経営者パトロールを実施し、現場の安全意識向上に努めています。

 これからも労働災害の撲滅に向け、全社一丸となって取り組むとともに、働き方改革も推進し、安全で魅力ある建設産業の実現に努力してまいります。

 

朝礼で挨拶をする中村社長

船上で説明を受ける中村社長(右端)

作業現場を確認する中村社長

パトロール後の講評

 

 

 

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電話 03-6361-2691

テレビCM『どこまで愛せるか』篇の放映予定(2025年10月15日、16日)

 東洋建設株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 会長執行役員CEO:吉田真也)は、テレビCM『どこまで愛せるか』篇を、 下記番組内で放映いたします。

 

 

2025年10月15日(水)、16日(木)

BSテレ東(全国視聴可能)

プロ野球 クライマックスシリーズ ファイナルステージ第1戦、第2戦

17時56分~21時00分

 

番組URL 第1戦 https://www.tv-tokyo.co.jp/broad_bstvtokyo/program/detail/202510/21667_202510151756.html

            第2戦 https://www.tv-tokyo.co.jp/broad_bstvtokyo/program/detail/202510/21667_202510161756.html

 

 

 当社は、建物やインフラを造るだけではなく、その先にある人々の暮らしや、お客様の気持ち、そして持続可能な社会を思い描きながら、日々取り組んでいます。その思いを『どこまで愛せるか』というメッセージに込めたCMになっています。

 

 

*当社テレビCMギャラリーURL https://www.toyo-const.co.jp/cm_gallery-01

 

 

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東洋建設と東京大学が社会連携講座「次世代海洋建設技術の創出」を開設
―センシングとAIで海洋建設の知能化施工を推進―

 2025年10月1日に、東洋建設株式会社(代表取締役 会長執行役員CEO:吉田真也)と国立大学法人東京大学大学院工学系研究科(研究科長:加藤 泰浩)は、社会連携講座「次世代海洋建設技術の創出」を共同で開設しました。

 

 本講座は、海洋建設における施工および維持管理のスマート化・DX化(デジタルトランスフォーメーション化)を目的とし、センシング※[1]・AIの応用に関する研究・技術開発を行います。具体的には、海上・海中センサによる情報収集・処理技術の高度化や、物理シミュレーション・センシング・AIの統合により現場の物理環境変動をリアルタイムに把握・予測する技術の開発など、実践的な研究を展開してまいります。

 

「次世代海洋建設技術の創出」のイメージ図

 

 

海洋における建設事業は、気象・海象や地盤条件など自然環境の不確実性に強く影響され、従来、施工・維持管理には特殊な専門技術と判断力が不可欠でした。一方、近年では、専門技術者の高齢化や担い手不足が深刻化しており、属人化している技術を次世代へ継承していくことが喫緊の課題となっています。

 

 ※[1] 風速計や波浪計の他に、海上ブイやソナー、LiDAR、カメラ、ドローン、衛星画像などの各種センサを連携させたシステムから得られるデータをリアルタイムに収集・処理する技術。

 

 このような社会課題に対し、本講座では、従来の経験・技能依存型の施工から、客観的なデータに基づく「データ駆動型・知能化施工」へと転換させるための基盤技術開発に取り組みます。この取り組みにより、建設現場の生産性や安全性の飛躍的な向上を目指します。

 さらに、実際の現場をフィールドとした研究・技術開発や教育を通して、安全かつ持続可能な社会の実現に貢献できる、次世代の海洋建設を担う若手技術者・研究者の育成に努めてまいります。

 

 

社会連携講座の概要

 

 

 

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東京大学大学院工学系研究科 広報室
電話:03-5841-0235
E-mail:kouhou@pr.t.u-tokyo.ac.jp