Monthly Archives: 11月 2024
アマモ場再生「種まき」イベントを開催しました
東洋建設株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長執行役員COO:中村 龍由)は、11月16日(土)に”東京湾UMIプロジェクト アマモ場再生「種まき」イベント”を日本テレビ放送網株式会社と合同で、海の公園(横浜市金沢区)にて開催しました。
当社は2013年から東京湾UMIプロジェクトをバックアップしており、アマモ場再生活動やイベントでの啓発活動など協力してきましたが、今回は、当社として初めての大規模イベントとなりました。
東京湾UMIプロジェクトでは、例年春から夏にかけて「苗の移植」、「花枝の採取」、「種の選別」を行っています。今回は、夏に選別したアマモの種に砂と腐葉土を混ぜ込み、それを「不織布パック(微生物の力で自然に還る、生分解性の布袋)」に詰めて海辺へ移動し、専門のダイバーに渡して海底に敷く作業を行いました。
小さな子どもから大人まで、海の専門家による「東京湾におけるアマモ場再生活動」の講義や、イベントを運営しているNPO法人海辺つくり研究会のレクチャーに熱心に耳を傾け、アマモの種の選別や不織布パック詰めなどを楽しみながら体験しました。今回まいた種は、海中で芽吹き、来年春に花を咲かせる予定です。
イベントの合間には、応援に駆けつけたうみスケ(日本テレビ“日本列島ブルーカーボンプロジェクト”のメインキャラクター)や、アマモン(全国アマモサミットを開催している“アマモ場再生会議”のマスコットキャラクター)との記念撮影も行われ、子どもたちも楽しく、真剣に環境保全について学ぶことができたと感じています。
当社は海に携わるマリンコントラクターとして、今後も海域の環境保全活動に積極的に参加していく所存です。

当社職員も記念撮影

選別したアマモの種

不織布パックに思いを描きます

アマモの種を不織布パックに詰めました

海中作業をモニターで確認中

参加者全員で記念撮影
関連サイト
東京湾UMIプロジェクト
https://www.pa.ktr.mlit.go.jp/kyoku/59engan/umipro/news-activities/2024111601.html
NPO法人海辺つくり研究会
https://umibeken.jp/
日本列島ブルーカーボンプロジェクト
https://www.ntv.co.jp/bluecarbon/topics/3457ttd8jqev64irlq92.html
お問合せ先
東洋建設株式会社 コーポレート部門
管理グループ 広報部
電話 03-6361-2691
中村社長が現場パトロールを実施
11月8日、当社社長の中村龍由が兵庫県神戸市内で施工している「ポートアイランド(第2期)地区コンテナ南ふ頭再整備工事(発注者:阪神国際港湾株式会社)」、「神戸港ポートアイランド(第2期)地区岸壁(-16m)(PC15から17)改良工事(発注者:国土交通省近畿地方整備局)」のパトロールを実施しました。
今回パトロールをした工事は、神戸港ポートアイランド地区におけるコンテナふ頭を一体運用するための再整備に係る構造物撤去、造成、舗装、建築工事等を行うものです。現場事務所内で工事概要や施工のポイント、生産性向上の取り組みなどの説明を受けた後、多くのコンテナ車両が行きかうなか現場へ移動し、建物改修や、構造物撤去、係留施設改修、岸壁舗装等を視察し、施工の進捗状況や安全衛生管理活動が正しく実施されているか確認をしました。
パトロール後の講評で中村社長は、「コンテナ車両が多数行きかい、ポートアイランド内におけるユーザーのコンテナ車両通行が優先されるルール下での作業となるため、交通動線の確認と作業員への周知を怠らないこと」「足場組み立て作業に関する看板等の明示をしっかり行い注意喚起をすること」「工事区域が広いため、職員や作業員の連絡体制を明確にしておくこと」を指摘したうえで、「体調管理に十分注意するとともに、引き続き無災害で工事を終えるようにしてください」とコメントしました。
当社は、毎年2回、全国の現場を対象として、中村社長をはじめ役員全員による経営者パトロールを実施しており、現場の安全意識の高揚を図っています。
当社は、これからも労働災害の撲滅に向け、全社一丸となって取り組むとともに、働き方改革も進め、安全で魅力ある建設産業の実現に努力してまいります。
ポートアイランド(第2期)地区コンテナ南ふ頭再整備工事にて

朝礼で挨拶する中村社長(中央)

現場で足場作業状況を確認する中村社長(中央)

現場で作業状況を確認し、指示を出す中村社長(中央)

パトロール後の講評
神戸港ポートアイランド(第2期)地岸壁(-16m)(PC15から17)改良工事にて

現場でICT施工について説明を受ける中村社長(中央)

パトロール後の講評
工事概要1
工事概要2
お問合せ先
東洋建設株式会社 コーポレート部門
管理グループ 広報部
電話 03-6361-2691
「MEIJIPARK(都立明治公園)」がトリプル受賞
~2024年度グッドデザイン賞、第18回キッズデザイン賞、第40回都市公園等コンクール~
Tokyo Legacy Parks株式会社(代表構成団体:東京建物株式会社)が、東京都初のPark-PFI(公募設置管理制度)事業(※)として開発・運営されている 「MEIJIPARK(都立明治公園)」が、「2024年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)」「第18回キッズデザイン賞(主催:特定非営利活動法人キッズデザイン協議会)」「第40回都市公園等コンクールにおける一般社団法人日本公園緑地協会会長賞(主催:一般社団法人日本公園緑地協会)」の3賞を同時受賞されたことをお知らせいたします。
東洋建設株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長執行役員COO:中村 龍由)は、同公園の建屋建設を担当しました。
※都市公園において飲食店、売店等の公園施設(公募対象施設)の設置または管理を行う民間事業者を、公募において選定する手続き
■MEIJIPARK(都立明治公園)について
所在地:東京都新宿区霞ヶ丘町5-7
開園:2023年10月31日
URL:https://www.meiji-park.com/
会社人事のお知らせを公開しました
「2025年3月期第2四半期決算説明会における主な質疑応答」を掲載しました。
「2025年3月期第2四半期(中間期)決算説明会資料」を掲載しました。
「東洋建設トークサロンwith三重大学」を開催
東洋建設株式会社(本社:東京都千代田区、 代表取締役 社長執行役員COO:中村 龍由)総合技術研究所では、日頃より研究活動を通じて情報交換をしている先生方をお招きし、その先生の専門分野を中心にご講演をいただく「東洋建設トークサロン」を開催しています。
2024年10月23日、三重大学大学院 生物資源学研究科・鯨類研究センターの森阪匡通教授をお招きし、「海洋生物を知る×海の豊かさを守る施工を考える」をテーマにした「東洋建設トークサロンwith三重大学」を総合技術研究所(鳴尾研究所)およびwebで開催しました。

森阪教授の講演の様子①

森阪教授の講演の様子②
森阪教授は海洋生物学をご専門とされており、この日は鯨類やイルカについて基礎的な話から、最新の研究紹介、ネイチャーポジティブ(※)についてご講演をいただきました。普段聞くことのない海洋生物のお話に参加者も興味津々で、非常にたくさんの質疑をいただき、トークサロンは盛況のうちに終了しました。
※生物多様性の損失に歯止めをかけ、回復方向に向かわせるための取り組み
当社は今後もさまざまな研究開発を通して、海洋の開発保全の向上に寄与してまいります。