当社が耐震改修を行なったマンションで、東京都が「耐震改修見学会」を開催します

 東京都は2008年より「耐震キャンペーン」を開催しており、今年も9月1日から9月14日にかけて様々なイベントが予定されています。そのイベントの一つに「耐震改修事例見学会」があり、今年の見学先に当社が施工した「藤和府中コープ(共同住宅)」が選定されました。

 

 昭和56年に建築された藤和府中コープは、京王線府中駅近くに所在する10階建てのマンションです。マンションが面する甲州街道は、震災から都民の生命と財産を保護し、首都機能を確保するうえで特に重要な特定緊急輸送道路に指定されており、甲州街道沿いの建物の耐震化が促進されています。

 藤和府中コープの耐震改修は、住戸部分や駐車場にブレース(斜材)が無く、住民の方々が生活しながら補強工事ができることを条件に管理組合様が補強方法を決定されました。当社は、制振装置を柱部分に内蔵する事でブレースを不要としたアウトフレーム制振工法を採用し、従前と変わらない眺望とすっきりとした外観を実現しました。

 ご興味のある方は是非見学会にお申し込みください。

 

 なお、見学会の日や応募方法、定員等詳細につきましては、「東京都耐震ポータルサイト」をご覧いただくか、添付のリーフレットをご覧ください。

http://www.taishin.metro.tokyo.jp/tokyo/campaign/report_2016_summer.html

 
 
 
耐震改修等お問合せ先:建築事業本部ソリューション営業部
TEL:03-6361-5466
 

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ケニア・モンバサ港の開港式に参加しました

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ケニヤッタ・ケニア大統領を出迎える毛利会長

 

 東洋建設株式会社(代表取締役社長 武澤 恭司)が4年の歳月をかけて、今年の2月に完成させたケニア・モンバサ港第2コンテナターミナルで、9月3日開港式が行なわれ、当社から毛利茂樹代表取締役会長らが参加しました。

 

 ケニア政府が主催する開港式は、ケニア政府関係者や植澤在ケニア大使、毛利会長らが出迎えるなか、10時30分にケニヤッタ大統領が到着して開会しました。

 ケニヤッタ大統領は、着工時から完成までの施工状況や工事を通して当社が教育したケニア人が作業している様子の写真などを展示したブースを見学したのち、モンバサ港第2コンテナターミナル・フェーズ1完成の記念碑の除幕、大統領と植澤大使のフラッグオフによるコンテナの船への積み込みなどのイベントが行なわれました。

 その後の式典では、ケニア港湾公社(Kenya Ports Authority:KPA)会長と植澤大使の挨拶で、「TOYO CONSTRUCTION」と紹介され、特にKPA会長からは「工期内に高い品質で完成した」お言葉もいただきました。

 

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当社施工状況写真を展示

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ケニヤッタ大統領と植澤在ケニア大使によるフラッグオフ

 

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ケニア政府関係者と日本大使館、JICA、日本企業関係者とのフォトセッション (ケニヤッタ大統領(前列中央)の後ろに毛利会長、その右隣に森山取締役)

 

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植澤在ケニア大使の挨拶

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ケニヤッタ大統領の挨拶

 

 モンバサ港はケニアのみならず、ウガンダ、ブルンジ、ルワンダなど周辺諸国の輸出入を支える国際港であり、第2コンテナターミナルの完成によってコンテナ取扱量が550,000TEU向上する見込みであり、当面の物流の増加に対応できる体制が整いました。今回当社が施工したのは「フェーズ1」工事であり、今後「フェーズ2」「フェーズ3」と工事が予定されています。当社は「フェーズ1」で築いた同国での信頼と高い技術力を持って、今後もケニアでの工事に取り組んでまいります。

 

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オペレーションを開始したモンバサ港第2コンテナターミナル

ケニア・ナイロビ市で開催された第6回アフリカ開発会議(TICADⅥ)に武澤社長が参加しました

トップリーダーズセッションでスピーチを行う武澤社長

                   

 

 東洋建設株式会社(代表取締役社長 武澤 恭司)は、2016年8月27日、28日にケニア共和国ナイロビ市で開催されたTICADⅥに参加しました。  政府が主催する経済ミッションの一員として参加したもので、同会議に合わせて開催された国土交通省のサイドイベント「日・アフリカ官民インフラ会議(8月26日,27日)」にも参加しました。  TICAD(Tokyo International Conference on African Development)は、日本が主催するアフリカの開発支援を目的とした国際会議で、過去5回は全て日本国内で開催されましたが、今回初めてアフリカのケニアで開催されることになりました。

 

TICAD会場周辺

会議場をバックにする武澤社長

 

                               

 

 TICADでは多くの会合やイベントが催されましたが、当社は様々な場面で「ケニア・モンバサ港コンテナターミナルを今年2月に高い品質で工期内に完成させたことやケニア人に建設技術の移転を行い現地で高い評価をいただいていること」などをピーアールしました。

 

日にち イベント名 内容
8月26日 国土交通省主催「日・アフリカ官民インフラ会議」 トップリーダーズセッション(企業紹介スピーチ)
8月26日 国土交通省主催「ケニア大臣二国間会談」 企業紹介スピーチ
8月27日 国土交通省主催「日・アフリカ官民インフラ会議」 港湾開発における日本の技術・PR(モンバサ港開発工事の事例紹介)
8月27日 国土交通省主催「タンザニア大臣二国間会談」 企業紹介スピーチ
8月27日 CNBC社長インタビュー  
8月27日 外務省主催「日本・ケニア二国間首脳会談」 企業紹介スピーチ

 

ケニア共和国 運輸・インフラ省 Eng.john k.Mosonik次官と

タンザニア連合共和国 公共事業・運輸・通信省Hon.Prof.Makame M.Mbarawa大臣と

    

        

 

 TICADにおいて、安倍総理はアフリカへのインフラ投資は今後3年間で官民合わせて300億ドル(約3兆円)振り向けると表明されました。当社はモンバサ港の工事で築いた信頼を基に、これからも高い建設技術をもってアフリカのインフラ整備に携わり、同地域の発展に寄与してまいりたいと考えています。

 

安倍総理と経済ミッション懇親会で

                        

 

外務省HP 第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)
(ケニア,平成28年8月27日~28日)

http://www.mofa.go.jp/mofaj/afr/af2/page3_001556.html

 

国土交通省HP

末松国土交通副大臣によるTICADVI(ケニア・ナイロビ)への出席、「日・アフリカ官民インフラ会議」の主催等
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo07_hh_000404.html

 

自航式多目的船(AUGUST EXPLORER)が完成しました

 東洋建設株式会社(代表取締役社長 武澤 恭司)が建造を進めてきた、自航式多目的船AUGUST EXPLORER(オーガスト・エクスプローラー)が8月31日に完成し、サノヤス造船株式会社水島製造所にて命名・引渡式が執り行われました。

 AUGUST EXPLORERは多くの参列者が見守る中、武澤社長の力強い支綱(しこう)切断の儀により竣工。祝福の音楽が鳴り響き、色とりどりの紙吹雪や紙テープが晴天の空に舞い、華やかな雰囲気に包まれました。

 同船は排他的経済水域を含む近海での運行を目的に、強い潮流や強風時でも定点保持を行なえる最新の機能を搭載した自航式の500t吊起重機船です。3ヶ月程度の無寄港での外洋作業に対応可能な航海能力と、925㎡の広いデッキスペース、52人を収容する居住区及び海水淡水化装置を装備し、海洋調査・海底探査業務など従来の海洋土木作業を超えた様々なシーンでの就役が可能です。AUGUST EXPLORERの活躍にご期待下さい。

 

AUGUST EXPLORER主要諸元

船体寸法 全長89.9m 幅27m 深さ:5m最大吊能力:500t最大積載荷重: 3,500t最大搭載人員:52名総トン数:4,831t最大航海速力:約12ノットDPS:潮流2ノット+風速15m(全方向に対応)推進装置:全旋回式1,417kW×2基バウスラスター:昇降式全旋回式590kW×2基補助スラスター:トンネル式330kW×1基航行区域:近海区域(非国際)
 
 
新造船

引渡しの日を迎え祝福を受ける本船

 

新造船

翌朝、朝陽を浴びながら造船所を出港

 
 
 
問合せ先  東洋建設株式会社
土木事業本部海洋開発部
TEL:03-6361-5462